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第１話感想
暗御留燃阿の弟が登場。暗御留燃阿がお姉ちゃんだという事実素晴らしい。
しかも、聖水十字架くんはお姉ちゃんっ子だったっぽいじゃん。姉の後をくっついて歩く子だったっぽいじゃん。かわいい。見たい。
それから、暗御留燃阿の実家の状況が少し分かったのも嬉しかった。よく言えば教育熱心な家庭なんでしょうね。悪く言えば、成績で子供を評価する家庭。暗御留燃阿が大形にスーパースパルタ教育を施したのも、実家の教育方針の影響がある気がします。
藤田先生のイラストも素晴らしい。p115の十字架くんの横顔、暗御留燃阿に似てる。前髪一緒だし。姉弟感あって嬉しい。
それはそうと、ギュービッドが「聖水十字架がまだ小さいときから知ってる」と言ってたのが気になります。十字架くんは外見的に高校生ぐらいですよね。だから姉弟の年齢差は５歳前後ですよね。ギュービッドが言う「チビの頃」というのは、大きくても小学校低学年ぐらいのような気がします。そうすると、ギュービッドと暗御留燃阿は魔女学校入学前に会っていたことになる。魔界は貴族社会なので、パーティー的ところで顔見知りになっていたのでしょうか。その話読みたい。
第2話感想
７巻で意味ありげな言動を見せたチョコのおばあちゃん。彼女が人間界で暮らすようになったきっかけが語られる。
ティカさんは今でこそ「優しいおばあちゃん」という雰囲気だけど、魔女学校生の頃はチョコにそっくりなクールガールだった。若い頃のメリュジーヌ先生かわいい。ギューバッドかっこいい。当時問題児だったメリュジーヌとギューバッドが、それぞれ王立魔女学校校長と涙の国女王になってるんだから、この世代は優秀ですね。
入学して３ヶ月目に人間を呪う実習があるってすげえな。入学して初めて習う呪文も「赤い糸魔法」なのか……。それも仲間の赤い糸を断ち切るため。でも、呪うべき相手に恋してたら大変だもんね。ティカは幸せになれたからよかったけど。
チョコが５−１に赤い糸魔法かけた時、クラス全員（と思われる）から赤い糸が伸びててびびった。赤い糸って恋をすると現れるんだよね。みんな小５にして恋してるのか……
全体を通して
初めて黒魔女さんを読んだ時は７巻までしか発売されてなかったので、８巻で初めて「発売日まで待つ」という体験をしました。レジに持って行った時、心臓のドキドキが手の方まで伝わっていたのを今でも覚えています。
ティカ世代の話が出てきたりして、黒魔女さんワールドが広がった感のある８巻。この時はまさか大形や麻倉＆東海寺のおじいちゃんまで出てくるとは思いもしなかった。個人的に聖水十字架くんとても好きなんですが、もう出てこなさそうで悲しい。
