この記事の続き。
無印黒魔女さんラストの巻。チョコさん一年の間にいろいろなことありすぎでしょ……
5-1クラスがえの危機
20巻は、5−1のクラス替えをどう阻止するかということと、全魔界一斉黒魔女テストの二つが柱になってる。まずはクラス替えの話について。
クラス替えを阻止するためにおまじないをする5-1。一緒のクラスになりたい人の名前をノートに書き込みます。この手のおまじない、小学生時代によくやったなと懐かしい気分に。
それにしても、最初はレギュラーメン+美里雷香ちゃん・藍川結実ちゃんしかいなかったのに随分増えました。感慨深い。
カップルが大量発生している5-1
ノートを見て誰が誰の名前を書いたのかを考えるチョコさん。獅子村くんと灯子ちゃん、日向くんとさやかちゃんはお互いの名前を書いており、カップル成立。
獅子村&宮瀬は表紙でも並んで書かれてますね。教室でも席隣だし。日向&鈴風は似た者同士でうまくやれそうです。
横綱→メグ、舞ちゃん→エロエースは5巻と同じ。石崎先生はたぶん舞ちゃん♡エロエースを相当推してるので、このカップルは最終巻までにくっついてもおかしくないかも?と思ってます。
全魔界一斉黒魔女テスト
カンニングがバレるチョコ
魔界屋台にカンニンググッズを渡されたチョコ。そうとは知らず試験中に使ってしまい、カンニング扱いになってしまいます。
ちなみに試験監督はエレオノーラ先輩。桃花ちゃんの一個上の代の生活監督官。『魔女学校物語』大好き人間なので、『魔女学校物語』出演キャラが本編に出てると嬉しい。
だけど、全魔界一斉黒魔女テストは随分厳しい雰囲気で行われるんですね。魔界の普通のテストもこんな感じなのかな?
みんなで魔女裁判!
カンニングの疑いで「みんなで魔女裁判!」というテレビ番組に出演することになってしまったチョコ。
自分がやらかしたことを群衆の前で読み上げられ、それにヤジを飛ばされるという公開処刑。12巻で暗御留燃阿が「晒し者の刑」になりかかってましたけど、あれもこういう感じなんでしょうか。まあここまでポップではないでしょうけど。見たかったよぉ……
無実を勝ち取るためには39人分の「ありがとう」を集めなければならない。そこで、5−1組のみんなの「ありがとう」を集めるギュービッド様たち。なんだかすごく最終回っぽくて泣ける……。
チョコは無罪になったおまけに願いを叶えてもらうことに。そこでクラスがえ阻止をお願いし、見事「奇跡の5年1組」は解散しないで済んだのだった。
全体を通して
チョコさんが黒魔女になってから一年。作中では一年ですが、読者には10年の月日が流れました。
初めて黒魔女さんを読んだ時は8歳だったやったぜも、20巻発売時にはもう高3でしたからね。時が流れるの早すぎ。チョコさんはまだ中学生にもなってないのに、寂しいなあ。